「エネルギー・地層処分について考える市民の会」活動報告

 このページでは、2017年度の「市民の会」の活動内容を紹介していきます。

■番外編 2017年8月21日・8月22日 福島県次世代エネルギーパーク視察


 「地層処分事業推進のための学習の機会提供事業」の資金ではなく、自己資金で、福島県にある福島次世代エネルギーパークの視察に行ってきました。
 福島県次世代エネルギーパークは、①福島空港メガソーラー、②郡山布引高原風力発電所、③下郷発電所(水力発電所)、④柳津西山地熱発電所、の4つの発電所からなっています。このうち、①②④の3か所に行ってきました。(③の下郷発電所は、工事中のため、見学できませんでした)

福島空港メガソーラー
 福島空港に隣接するメガソーラー発電所です。
 試験用の太陽光パネルが717枚置かれた「福島空港ソーラーパーク」と、2000枚の太陽光パネルが置かれた「福島空港北発電所」を見学しました。

 「ソーラーパーク」では、30の国・地域で作られたパネルが並べられ、性能の試験が行われています。また、土台も、木造、アルミ、ステンレスなどの素材を比較して、どれがどのくらい丈夫なのか調べていました。
 太陽光パネルの表面温度を測る機械や、通電しているかどうかを確認する機械を使った体験学習もさせていただきました。

 「北発電所」は、発電した電気を東北電力に売却しています。
 パネルの枚数は2000枚、設備容量は500kWです。
 空港に常駐しているスタッフが、目視による点検を行っているそうです。小石や葉っぱが乗っているパネルもありましたが、これらは、雨で自然に落下するそうです。
 

▲ソーラーパーク全景 いろいろな種類のパネルが並んでいます


▲太陽光パネルの表面温度を測る機械

郡山布引高原風力発電所
 猪苗代湖の近くの、標高約1000メートルの「布引高原」にある風力発電所です。
 高さ100メートルの風車が33基設置されています。設備容量は66メガワットで、国内第3位の規模を誇ります。(1位は新青山高原風力発電所(三重県、80MW)、2位は新出雲風力発電所(島根県、78MW)です)
 到着直後は晴れていたのですが、一瞬のうちに真っ白な霧に包まれてしまいました。また、高原にはヒマワリやコスモスも咲いていました。
 視察終了後は、翌日に備え、柳津のホテルに移動しました。


▲霧の中の風車

柳津西山地熱発電所PR館
 地熱発電所そのものは、残念ながら、工事中で見学が叶いませんでした。発電所に隣接するPR館を見学してきました。
 PRセンターの中には、地熱発電の仕組み、井戸を掘る工具の模型、ビデオによる説明、地域の展示などがあり、地熱発電のことがよく理解できるようになっていました。
 また、発電所の周りにある井戸では、たまたま、蒸気の噴出チェックが行われており、蒸気が勢いよく噴出する様子を見ることができました。


▲PR館の展示 地熱発電の仕組みが説明されています


▲勢いよく噴出する蒸気

2017年8月24日 共有会
 福島県次世代エネルギーパークの見学は、「市民の会」のメンバー3名と、NPO法人パブリック・アウトリーチの木村浩氏の、合計4名で行ってまいりました。
 視察の内容を、「市民の会」の他のメンバーに報告する機会を持ちました。


7月2日 六ケ所視察の事前勉強会
7月10日 日本原燃株式会社の見学
7月11日 六ケ所村読書愛好会との意見交換会
7月18日・8月1日 六ケ所村視察の共有会
8月21日・22日 福島県次世代エネルギーパーク視察
11月3日 幌延視察の事前勉強会
11月16日 幌延町視察(町役場の方との意見交換)
11月16日 幌延深地層研究センター視察)
12月26日 最終意見交換会


All Rights Reserved, Copyright © NV Research Institute